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ベイビーヤシ
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 昨日あたりから、部屋のミドリたちの新芽が少し動きを見せている。たくましいポトスは比較的コンスタントに葉っぱを増やすが、ベン君という名のカポックとか、ひょろひょろに伸びているパキラなどは1つ葉を増やすのにも時間がかかる。次はここから出るんだよね、というポイントを、孫の誕生を待つソワソワばーばの目つきで水やりのたびに眺めているのだが、それらが先週後半辺りからちょっとググッと来ている。

 ここへ来て初めての新芽を出してきたのがテーブルヤシの子供(みたいな小さいの。ベイビーヤシと呼んでいる)。植わった状態での現在の身長約8センチ。植木屋で買ったときは5本くらいの苗がまとまって植えられていたのだが、その端っこにこのひときわ小さいベイビーがいた。一人だけ小さく、いつも陰になっていたのがなんとなーく気になって、小さいポットに独立させたのがおそらく1年くらい前のこと。あまりにヒヨヒヨなので「もうダメかなー」と何度も思ったけれど、傾きながらも生き続け、ついに先日初めての新芽!

 一方で一代目の葉っぱ(右)はほとんどひからびて、こうして世代交代が進むんだなーと感慨にふける。自分が葉っぱなら今どんな状態?なんて恐ろしいことも考えたりして。
 ちなみにテーブルヤシをほんとにテーブルの上で飼育したことは、もちろん一度もありません。

by pantaya | 2005-05-31 17:58 | plants
松竹梅カトラリー
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 実家で長年使ってきたティースプーンとデザートフォーク。右の2本の柄の先のほうの形が松竹梅になっているということに、何十年も気がついていなかった。左の1本はなんとゴルフボールとクラブ型。たぶん、亡き祖父がゴルフでめずらしくいい成績だったか何かでもらってきた物と思われる。松竹梅デザインを発見したときは、なんか洒落たものだなあ〜と感心モードに盛り上がってきたのに、3本めの「ゴルフ」でいかにも景品?という感じにガクッ。
 他にも銀行のマーク入り灰皿だとかよく見るともらい物が多い家だなあと思っていたけれど、じつは自分でも、毎日いちばんよく使っているスプーンは初海外旅行の飛行機から"失敬"してきた物だってことを忘れてた。いけませんなあ。ごめんなさい。

by pantaya | 2005-05-29 02:02 | stationery/goods
怪獣ペン
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 子供の頃、いわゆる"ファンシー文具"というやつが大流行した。匂いつきの消しゴムとか、かわいい絵のはいったノートとか。キャラクタービジネスが急成長した時期だったから、ちょうどいいターゲット年代だった私たちはうまいこと踊らされたわけだけど、本人たちは本気で踊っていた。

 しかし匂いつき消しゴムを最後まで使い切ったことが、はたしてあったか? その答えは、今も実家の片隅に残る白紙のファンシーノートの山を見ればわかる。「まだ今のがあるのに、買わないの!」という母の言葉を想定し、筆箱をわざと壊したことがあったっけ。結局あまりに露骨でダメだったんだけど…(アサハカ)。
 戦時中、物資欠乏の極みのなかで育った母からすれば、言語道断の行い。でもさ、街を歩けば山ほどカワイイ物が溢れている時代に「欲しがりません」もムリだってばぁ(と自己弁護)…。

 すっかり大人になった今でもときどき、カワイイに惹かれてあまり使わないであろう文具をつい買ってしまうことはある。この怪獣ペンがいい例。ボールペンのインクの出はまったく良くなく完全にインテリアと化しているが、植物の間に差し込まれていいキャラ性を発揮しているので、その意味ではとても用をなしている。
 ボディは木製。凹凸部分は彫刻刀で掘ってあり、なかなかハンディクラフトでもある。

by pantaya | 2005-05-23 22:40 | stationery/goods
万能工作鋏
c0023674_18563418.gif これを手に入れる前は、いろんなハサミを渡り歩いていた。何でも手作りしてしまう天才のような友人が使っていたのを借りた瞬間ひと目惚れ、すぐさま追っかけのように同じのを買い、これを天才ハサミと位置づけてもうかれこれ20年になろうとしている。 

 紙と布は同じハサミで切らないほうがいい、というけれど、このハサミだったらなんでもオッケー!細めだったら針金だって切れる!ヤワめだったら板だって!とひじょうに便利で使いやすい。ザクザク切るのにはまったく問題ないが、先っちょでの繊細な細工はやや大味なのも、なんかカワイイ。
 指を入れるところの大きさがちょうどよく素材が軽い樹脂なので、私の小さな手でもブルブルしたり痛くなったりしない。いい道具とは、使う人の体格・体力に合った物をいうのでもある(ってちょっと生意気)。

 問題は、渡り歩き中にたまってしまった凡人ハサミの数々。現在、台所・洗面所・居間・寝室・トイレに各1本ずつ、そして仕事スペースには何本あるか…

 「DAHLE」というメーカー。「W. GERMANY」とも書いてある。

by pantaya | 2005-05-19 19:26 | stationery/goods
ペンで描く_本物の羽根
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 いつだったか海辺で拾ってきたカモメの羽根(だと思う)を見ているうちに、ほんとにこれで描けるのかなあ?と試したくなって描いてみた。羽根による羽根自身の自画像(?)。
 軸の材質がまるでプラスチック(なわけはないけど、知ってる範囲で探すなら…ちょっと透明気味な象牙とか?)のようですごく不思議。そして、描けてしまったこともなんだか不思議。実際に羽根が筆記用具として使われているのは映画でしか見たことはないけれど、元はといえば、羽根の役割が現在のペンという形になったわけだものね。ちょっと原点に戻ったような気分。

by pantaya | 2005-05-15 15:04 | stationery/goods
筆で書く_其の二
c0023674_153345.gif NYに行って2年近くたってから日本に里帰りをしていた時、突然書道をやってみたくなった。別にNYで日本文化を披露する場があったわけでもない。異文化のなかで生活しているうちに日本文化の良さが見えてきたり、自分はそんな環境で育った日本人だったんだなあ、などという意識が芽生える…というのは、お約束みたいなものなんだろうか。

 素敵な字を書く友人が以前、これまた素敵な字を書く先生からかな文字を習っている、という話を聞いていたので、これを辿ってその先生のところに通うことにした。といっても、一ヶ月ほどの里帰り中に週一回、計たった4回だけの限定レッスン。

 「いろは」のかなを最後までと、それぞれの文字のもとになった漢字も少し。先生がお手本を書いてくださり、それを見ながらひたすら書く。添削をしていただき、また次を書く。次は、和歌。じつは正真正銘の古典オンチの私には、誰の歌だとか、どういう意味だとかはサッパリなんだけど、かな文字をつなげていく線("リエゾン"…?)を書くのがおもしろくて、これはけっこう夢中になった。

 NYに戻ってからも通信ででも続けたい!と思った瞬間もあったが、自分一人で書いて送って…というのは実際ムリだった。それでもしばらくの間は一人"リエゾン"にはまり、和歌でもなんでもないどうでもいい内容をたくさん書きまくった。絵やクラフト作業に没頭するのと同じく、こうして文字を書くことも一種のセラピー効果があると私は思う。もうずいぶん昔、友人のお祖父さんがひたすら写経をしていたことを思い出した。

by pantaya | 2005-05-10 01:06 | stationery/goods
筆で書く_其の一
c0023674_5253446.gif 小学生の時に学校で必ず書かされた書き初め。冬休みの宿題なので例によってあわてて書いていると、昔の教育でしっかりと書道の基礎を教わった父が「どれどれ」と見てくれた。しかし困ったことに、私が学校の先生に教わったとおりに書いている方法がことごとく、父にとっては「間違い」だった。字の形とか書き順が違うのではない。「はね」の入り方出方。「しんにょう」の構造解釈のしかた。それにそもそもその墨の色はおかしい。筆のおろし方もおかしい。持ち方も違う。その他。あれこれ。

 …こんな板挟みの状況で、どうしてノビノビした字が書けよう? 絵と同じくらい字を書くことも大好きな子供だったけれど、絶対に書道だけは好きになれなかった。

 それでも色を塗るので筆にはなじんでいたためか、大人になって書き初めの苦い思い出がうすれると同時に、筆文字への興味が湧いてきた。穂先がちゃんと本物の筆のように作られているのがウリの、ちょっとばかし高級なタイプが登場した時にはもう嬉しくて、用もないのに書きまくり。宛名書きだけでなくスケッチやらメモ書きまで、何から何まで。マジメな筆とは一線を画した「筆ペン」がゆえの気楽さに、ようやく書き初めのプチトラウマからは解放された。

 年賀状シーズンには必ず脚光を浴びていたものだけど、パソコンの普及によって、筆ペンならずとも筆記用具全般が打撃を受けているのかな。日本の筆記用具性能は世界でも図抜けているけれど、この筆ペンはそのなかでもスグレものだと思う。

by pantaya | 2005-05-07 07:24 | stationery/goods
カフェラテ
c0023674_062358.gif いつの頃からか「喫茶店」は「カフェ」と呼ばれるようになり、カフェオレの代わりにカフェラテが出てくるようになった。じつはこの二つの区別がいまだによくわからない。先日家人と入った老舗風ケーキ屋には二つともメニューに書かれていたので、ためしに一人ずつ別々に注文してみた。

 で、どういう結果だったかは忘れてしまった…! 

 どっちかだけがエスプレッソコーヒーを使っていたんだったか、どっちかだけがミルクをコンプレッサーでアワアワブシュー!だったんだか…。前から何度も「どっちがどっち?」と思っていたけど、わざわざ両方頼んでみても結局忘れるというのは、私にとってはどうでもいいことだってことなんだろう。そもそも、すぐに呼び名ばかりを右へならえ的に変えてしまうのは好きじゃない。昨今の「スィーツ」しかり。などと言っても、新しいものについていけない者の"遠吠え"にしか聞こえないかしらん…。

 私は毎朝、カフェオレあるいはカフェラテのようなものを作って飲む。コーヒーはエスプレッソではないけれど少し濃いめに。牛乳を温めたものに「エアロラテ」という名前のコンパクトな電動式泡立て器を突っ込み、アワアワにしたところにコーヒーを注ぎ入れる。寝ぼけながらの朝の儀式のひとつ。

by pantaya | 2005-05-02 00:04 | stationery/goods